心象風景

* 算命学による宿命鑑定 *

おひとりおひとりの心に寄り添い、一歩前へ進むためのエッセンスをお伝えしています

学び

真にしあわせであること

お盆を挟み、こんなに早く秋を感じることになるとは思ってもみませんでした。 猛暑の疲労が出てきたり、気温差で体調を崩されたりしている方をお見かけします。 秋の長雨も続くようです。みなさまもどうぞご自愛ください。 先日クライアントさんより、たいへ…

正解

自分のことは自分がだれよりもわかっているつもりでいて、 「あなたにはこういう面がある」など、他者から思いもよらぬ指摘を受けると、 その可能性に考えを巡らしたり、心が揺れたりと、 良くも悪くも定まらぬ時間を過ごすこともあります。 定まらぬのは気…

始末のつけ方

20年くらい前、だったと思う。 この国は後始末が下手すぎる、と、筑紫哲也氏が静かに怒っていた。 政治、外交、社会問題。 どれだけ万全を期しても、予期せぬ結果を招くことがある。 人間が為すこと、起きてしまったものは仕方ない。 大事なのはそれにどう対…

謙虚さは忍耐力に通じる

急に風邪を引き、転げ落ちるように症状が悪化して、なんともないところを 数えた方が早いくらい、次から次へと身体中あちこちが痛くなるという体験を 初めてした週末。 ようやく生きた心地を取り戻して見遣ったテレビに、今を時めく錦織圭氏のコーチ、 マイ…

向き合い方

北風に巻き上げられる葉っぱを追いかける子供と、 その子供を追いかけることになるお母さん。 昼下がりのお散歩も楽ではない。寒い中、お疲れさまです。 * * * * * 算命学の鑑定中、ご相談者の戸惑いを感じることがある。 わかりやすいところだと、 - 安定を…

静かな教え

一つの物事を進めるにあたり、 他人のペースや思考のスピードと折り合いがつけられず、 独りよがりから余計な気忙しさを生み出しては反省、の繰り返し。 そんな自分の未熟さにため息をついていると、本のしおりに目が留まった。 『学ぶ心』 学ぶ心さえあれば…

いまを生きる

この人は「いまを生きている」と感じさせる人がいる。 私が尊敬する人に共通しているものかもしれない。 人を指導したり、助言を与えたりする立場にいても、 人を癒すお手伝いを仕事としていても、 その人たちの生活が、まったく波風立たず平穏無事というこ…

1プードの塩

ロシアに「1プードの塩」という諺があります。 プードは昔ロシアで使われていた重量単位で、1プード=約16キログラム。 人を理解するには、“1プードの塩” を共に食べなければならない、 それほど長い付きあいが必要だ、と言っています。 算命学の鑑定でも…

粗野な指し手に負ける

ある棋士と科学者との対談。 トッププレイヤーの棋士は指し手にこだわり=美意識をもち、その制約の下で指している。 普通に考えると「だから弱い」となるはずだが、むしろ逆で「だから強い」と、 人間同士の対局では感じられるのだそうだ。 対照的に 、将棋…

心の欲するところに従って矩を越えず

「七十にして心の欲するところに従って矩を越えず」 論語の有名な一節。 自然体で生き、振る舞い、それでも世間とうまく折り合いがついている という、気の遠くなるような高い次元。 年を重ねるだけでは到達できない。 どう生きて行ったら、そんな成熟を手に…

子供に学ぶ

小学校の運動会へ。 新しい刺激を全身で感じているのでしょう。ひとときもじっとしていられないほど、 ピヨピヨと落ち着かない一年生。 その面倒見役から実況中継の放送係、種目ごとの会場セッティングなど、六年生は忙しい。 児童に主体的な運営を任せてい…