心象風景

* 算命学による宿命鑑定 *

おひとりおひとりの心に寄り添い、一歩前へ進むためのエッセンスをお伝えしています

2014-01-01から1年間の記事一覧

一陽来復

たった一日、いつものように日をまたぐだけなのに、 時間の流れに多くの人の意識が向けられる時が、また訪れます。 一瞬がもたらすあの雰囲気、不思議なものですね。 自力や努力ではままならぬ流れを経験した方もいらっしゃるでしょう。 渦中にいる間は余裕…

一息つける時間を

年末年始のお休みまであと一息。 休み前に詰めておこう、片づけてしまおう、というより、 来る年に委ねましょうと、すでにのんびりムード。 それが許される環境もあるのだな...と、その雰囲気に馴染んでのんびりして良いのやら、 のろまのせっかち、貧乏性の…

向き合い方

北風に巻き上げられる葉っぱを追いかける子供と、 その子供を追いかけることになるお母さん。 昼下がりのお散歩も楽ではない。寒い中、お疲れさまです。 * * * * * 算命学の鑑定中、ご相談者の戸惑いを感じることがある。 わかりやすいところだと、 - 安定を…

あたりまえのありがたみ

気を付けていたつもりが案外立派な風邪を引いてしまい、騙し騙し過ごした一週間。 身体の感覚とはよくできているもので、症状にも "ひと山越えた感" がある。 何をやっても効果を感じないときもあれば、 何が効いたのか、回復に向かい始めたと感じることもあ…

助言に想うこと

また、陽射しに温もりを感じる時期になった。 自然の不思議を想う。 あれほど蒸し暑かった季節から、今年もまた厳寒に向かおうとしている。 助言について。 その人のためを思って、自分なりの意見を述べる機会を多くの人が経験しているだろう。 相手に心を寄…

鑑定スケジュール - 2014年12月

12月になりました。 早速明日から冬をしっかりと感じることになりそうなお天気予報。 お風邪を召していらっしゃる方も多くなりましたね。 首元を温かくして、どうぞ体調管理にお気を付けくださいませ。 さて、 12月の鑑定日は ”土曜・日曜日” です ご依頼方…

師走の足音

陰暦12か月の中で、師走ほど口にされる月はない。 あまり「睦月ですね」とか「もう水無月ですか」とは聞かない。 忘年会のお知らせなどが入り始めて、せわしなさを演出している。 毎年のことだが、12月に入るとそれらしい空気が漂ってくるので不思議だ。 人…

どの生き方も

ふと気づけば、親しくさせていただいている方々の中に個人事業主や フリーランスの方が増えてきた。 それでも日本では大多数がいわゆる会社勤め。 定年まで勤め上げるのが「ふつうの人生」と思いがちだが、算命学で 個人個人の星を観ていると、よくサラリー…

落葉

欅の落葉がピークを迎えようとしている。 越冬に必要な養分を幹に蓄え、役目を終えた葉は枝から落とされていく。 真夏には歩道に木陰を作り、厳しい陽射しから守ってくれた豊かな枝葉。 陽光を受けてひらひらと舞い落ちるその光景は美しいが、 庭の手入れに…

意識が現実をつくる

積み重なった課題を前にして、気が遠くなる。 処理の道筋や所要時間を考えているうちに、頭の血管に熱がこもったような気がしてくる。 キャパシティを超えて、思考回路がうまく働いていないのがわかる。 ため息さえも、底をつく。 それでも。 青空に映える紅…

冬の風物詩

いつのころからかイルミネーションが季節の風物詩のひとつになった。 暗闇もイルミネーションも季節を通じてあるけれど、 冬の夜空を彩るイルミネーションに多くの人の目が惹きつけられるのは、 年末に向けての、刹那的な空気感も手伝っているような気がする…

静かな教え

一つの物事を進めるにあたり、 他人のペースや思考のスピードと折り合いがつけられず、 独りよがりから余計な気忙しさを生み出しては反省、の繰り返し。 そんな自分の未熟さにため息をついていると、本のしおりに目が留まった。 『学ぶ心』 学ぶ心さえあれば…

いまを生きる

この人は「いまを生きている」と感じさせる人がいる。 私が尊敬する人に共通しているものかもしれない。 人を指導したり、助言を与えたりする立場にいても、 人を癒すお手伝いを仕事としていても、 その人たちの生活が、まったく波風立たず平穏無事というこ…

その底流にあるもの

「世界は本来もっと美しいものだ、と気づかせてくれることが 日々の営みの中にはたくさんある」 観念的な表現になりますが、読書中に、本の内容とは関係なく そんなことがふと浮かびました。 生きる環境には、多かれ少なかれ何らかの制約があり、 思い悩み、…

1プードの塩

ロシアに「1プードの塩」という諺があります。 プードは昔ロシアで使われていた重量単位で、1プード=約16キログラム。 人を理解するには、“1プードの塩” を共に食べなければならない、 それほど長い付きあいが必要だ、と言っています。 算命学の鑑定でも…

鑑定スケジュール - 2014年11月

11月の鑑定日は "土曜・日曜・祝日" です 算命学では、新年の始まりを立春の 2月4日としています。 少し気が早いようですが、年末年始は何かと慌ただしくなってまいりますので、 新しい年を迎える準備の一つとして算命学の考え方を参考にしてみようかな、 と…

恩送り、エール送り

『阪急電車』という映画があります。 DVDを持っているにもかかわらず、ケーブルテレビで放送していると ついつい観てしまいます。 "恩送り"(pay it forward)は、受けた恩を直接その人に返すのではなく、 別の人に送ることですが、 この映画では、言ってみ…

それぞれの切実さ

秋祭りの賑やかな通りを行く人の顔。 一様に朗らかで、ゆったりとした幸福感が漂っていました。 実はこころの内にさまざまな問題を抱え、 今日だけは特別と、お祭り気分に身を委ね、癒しに来ている人もいたかもしれません。 人それぞれに切実さがあり、 安穏…

僥倖

仕事や交遊などの人づきあいを進める中で、 意見や見解の相違により、人間関係に大なり小なり、 難しさを覚えることがあるものです。 結果として疎遠になる関係もあれば、 人と人との間に相違があるのはあたりまえのことと捉え、 根気強く、ときにはしたたか…

粗野な指し手に負ける

ある棋士と科学者との対談。 トッププレイヤーの棋士は指し手にこだわり=美意識をもち、その制約の下で指している。 普通に考えると「だから弱い」となるはずだが、むしろ逆で「だから強い」と、 人間同士の対局では感じられるのだそうだ。 対照的に 、将棋…

その日に向けて

大人になって見られる、こころからの笑顔というのは、 つらい時期というものを知っているからこそ、 それを乗り越えた経験があるからこそ、 出るものではないだろうか。 一年先、三年先、それとももう少し先になるかわからないけれど、 自分自身で納得のいく…

心の欲するところに従って矩を越えず

「七十にして心の欲するところに従って矩を越えず」 論語の有名な一節。 自然体で生き、振る舞い、それでも世間とうまく折り合いがついている という、気の遠くなるような高い次元。 年を重ねるだけでは到達できない。 どう生きて行ったら、そんな成熟を手に…

ひと匙のお砂糖

根本的な解決としては、役立たないかもしれない。 それでも、そばに疲れている人や、弱っている人がいたら、 声をかけよう 短くてもいい、時間を共にしよう 不安な気持ちや苦しさを、束の間、ほんのわずかでも和らげる、 そういうお役目も、あるのだから。 …

らせんを描いて

富士山で初冠雪との便り。 一直線に時間を進んでいるようでいて、 実はらせんを描くように、歩みを進めている。 季節の便りが、それを教えてくれる。 去年の秋から、今日まで 5年前、10年前の秋の日から、今日まで・・・ 季節の情景とともによみがえる、記憶…

曇り空の日は

ピカピカに輝く青空に気分がついていけず、 曇り空がちょうど良く感じられるときもあります。 元気いっぱい、溢れるエネルギーを外へ外へと大きく押し出せるときはいい。 そうはいかないときもあるでしょう。 内省を重ねる時間が、いつもより長くなるかもし…

異なる意見に触れる

部下である研究員の報告を聞き終えた上席研究員が、一呼吸おいて口を開いた。 「なるほど。僕はそれとはまた違う意見を持つんだけどね」と、淡々と自論を述べる。 おそらく彼は、自分の意見が正しい(はず)と思っていても、 相手の意見を頭ごなしに否定する…

子供に学ぶ

小学校の運動会へ。 新しい刺激を全身で感じているのでしょう。ひとときもじっとしていられないほど、 ピヨピヨと落ち着かない一年生。 その面倒見役から実況中継の放送係、種目ごとの会場セッティングなど、六年生は忙しい。 児童に主体的な運営を任せてい…

コスモス

秋に開く花、コスモス。 陽射しを浴びて風に揺れる姿に、ある本のあとがきを思い出しました。 「・・・人間の一生はたくさんの哀しみや苦しみに彩られながらも、その哀しみや苦しみの彩りによってさえ人間は救われ癒されるのだという、私の生きることへの想…

景色が変わるとき

これまで目にしてきた日常の景色が変わるとき、 急であればあるほど、心の揺れも大きくなります。 たとえその変化が、自分の望むものと違っているように見えても、 或いはまた、このタイミングではない、と思ったとしても、 見える景色が変わるとき 進む道が…

鑑定スケジュール - 2014年10月

10月の鑑定スケジュールのご案内です。 10月19日(日) お申込み期限:10/15(水) 10月25日(土), 26日(日) お申込み期限:10/17(金) *できるだけ上記のお申込み期限までにご連絡いただけますようお願いいたします。 *ご依頼方法は「鑑定のご依頼方法、料金他…