心象風景

* 算命学による宿命鑑定 *

おひとりおひとりの心に寄り添い、一歩前へ進むためのエッセンスをお伝えしています

静から動へ切り替わりのとき

ブログの更新に二年近くも時間を要することになってしまいました。 ご覧いただいていたみなさまにお詫び申し上げます。 体調の乱れなどで休み休みの状態でしたが、毎月の鑑定を再開いたしました。 スケジュールはこれまでと同じ、毎月【土・日曜日】となりま…

ひとの心はひとのもの

何か願いごとを「神様に委ねる」と言うと、 自分では努力ひとつせずにただ口を開けて待っているだけ、と捉える人がいる。 たしかにそういう形の受け身の人もいるだろうが、 少しでも宇宙のしくみを知った人が取る受け身の姿勢とは、 自分でできる限りのこと…

風の中

夜半に到来した木枯らし一号。 落ち葉のカラカラと舞う乾いた音に、 風が次の季節を運んでくるのだなと、耳を澄ませていました。 もう何年も、長い夏の後、一瞬の秋を挟んで長い冬へ、という季節の流れに慣れかけていましたが、 今年は長い秋を堪能できてい…

真にしあわせであること

お盆を挟み、こんなに早く秋を感じることになるとは思ってもみませんでした。 猛暑の疲労が出てきたり、気温差で体調を崩されたりしている方をお見かけします。 秋の長雨も続くようです。みなさまもどうぞご自愛ください。 先日クライアントさんより、たいへ…

瑠璃の門・在校生のみなさまへのお知らせ

「瑠璃の門」ホームページ(HP) をご存知でない方へのお知らせです。 柳本美鈴先生のご逝去により授業を受けられなくなってしまった 在校生を支援すべく、卒業生による授業が提供されるそうです。 師範科・臨位クラスの生徒さんが対象とのこと。 9月19日(土) …

宿命と運命

宿命と運命は別物です。 ふたつの違いについては、算命学を習い始めてすぐに (宿命 + 環境)× 努力 = 運命 と教わります。 宿命は改良できないもの、不変。 運命は改良できるもの、可変。 なるほど、と知識としては理解した気になります。 では、この式を見…

8月からの鑑定スケジュール

「お暑うございます」 この時期、私の生まれ育った地域では、この挨拶が交わされます。 毎年、猛暑・酷暑の陽射しに慣れることなく季節は変わってしまいますが、 オリーブの苗木が我が家のベランダに仲間入りし、酷暑・猛暑の中にも、 成木に育つ過程を見守…

別れ

人生を揺るがすような出来事は、いつもある日突然やってくる。 そうわかっていても、何かの間違いではないかと信じられなかった。 算命学の恩師、柳本美鈴先生が永眠された。 突然の報せだった。 6月に同窓会を予定していたものの、 坐骨神経痛が出てしまっ…

幸運、不運

人生、運の良し悪しは多少なりとも気になるところ。 運・不運なんて気にしないと言うおおらかな人でも、過去の経験の中で思い当たることが いくつかはあるのではないでしょうか。 幸運は運勢の伸び、不運は運勢の低迷、といった表現があります。 では幸運が…

雨あがり

連日の雨も今朝は上がりました。 外に出てみると、雨に浄化された清々しい空気に包まれていました。 路面にも反射した太陽の光はいちだんと輝いて見えます。 雨空続きも困るけれど、ようやく上がった時にこそ感じられる瞬間の喜びがあります。 ある面から見…

たゆまず

見事に咲き誇る花の季節から、若葉が萌える姿へ。 置かれた環境で淡々と、為すべきことを己のペースで為して在る。 人間の場合、受け身のままで一生つつがなく通り抜けられるわけではありませんが、 それでもやはり自然に習うところは大いにあるものだと感じ…

人間性の向上

人間性の向上について思い浮かんだことを、ゆるりと。 算命学では星の特徴、個性を活かし、運勢の安定を保つうえでさまざまな「改良法」があります。 あれこれ手を出さずに道や目的を一つに絞って邁進することを良しとする改良もあれば、 積み重ねや継続性を…

星を輝かせる

星(宿命星)を輝かせるとは、 宿命として備わっている星の機能を活用すること、特徴を活かすこと、とイメージしてください。 星をバランスよく輝かすことは、その人らしく生きることの一つでもあります。 元々備わっている星ですから、星の特徴は自然に現れ…

宿命星と暦の関係

算命学で用いる宿命星は、生年月日と性別を基に算出します。 なぜ生年月日か。 算命学では宇宙・自然の法則を神、大いなる存在とみなします。 人類の進化や文明の発展という名の下で環境の変化が刻まれていこうとも、 宇宙・自然の中で人間が生きることに変…

信念とスプーン

「信念って、曲げるものなんですか?」 何について話していた最中だったか、友人の口から「信念を曲げない人ですよね」とのコメントが。 それに対し咄嗟の反応で出た私の台詞がこれでした。 「そもそも、曲がるような考えは信念ではないのでは?」 「いや、…

正解

自分のことは自分がだれよりもわかっているつもりでいて、 「あなたにはこういう面がある」など、他者から思いもよらぬ指摘を受けると、 その可能性に考えを巡らしたり、心が揺れたりと、 良くも悪くも定まらぬ時間を過ごすこともあります。 定まらぬのは気…

始末のつけ方

20年くらい前、だったと思う。 この国は後始末が下手すぎる、と、筑紫哲也氏が静かに怒っていた。 政治、外交、社会問題。 どれだけ万全を期しても、予期せぬ結果を招くことがある。 人間が為すこと、起きてしまったものは仕方ない。 大事なのはそれにどう対…

謙虚さは忍耐力に通じる

急に風邪を引き、転げ落ちるように症状が悪化して、なんともないところを 数えた方が早いくらい、次から次へと身体中あちこちが痛くなるという体験を 初めてした週末。 ようやく生きた心地を取り戻して見遣ったテレビに、今を時めく錦織圭氏のコーチ、 マイ…

鑑定スケジュール - 2015年 1月

ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 1月の鑑定日は17日以降の "土曜・日曜日" です ご依頼方法は 「カテゴリー: 鑑定のご依頼」の「鑑定のご依頼方法、料金他」をご参照ください。 ご連絡お待ちしております。 * …

一陽来復

たった一日、いつものように日をまたぐだけなのに、 時間の流れに多くの人の意識が向けられる時が、また訪れます。 一瞬がもたらすあの雰囲気、不思議なものですね。 自力や努力ではままならぬ流れを経験した方もいらっしゃるでしょう。 渦中にいる間は余裕…

一息つける時間を

年末年始のお休みまであと一息。 休み前に詰めておこう、片づけてしまおう、というより、 来る年に委ねましょうと、すでにのんびりムード。 それが許される環境もあるのだな...と、その雰囲気に馴染んでのんびりして良いのやら、 のろまのせっかち、貧乏性の…

向き合い方

北風に巻き上げられる葉っぱを追いかける子供と、 その子供を追いかけることになるお母さん。 昼下がりのお散歩も楽ではない。寒い中、お疲れさまです。 * * * * * 算命学の鑑定中、ご相談者の戸惑いを感じることがある。 わかりやすいところだと、 - 安定を…

あたりまえのありがたみ

気を付けていたつもりが案外立派な風邪を引いてしまい、騙し騙し過ごした一週間。 身体の感覚とはよくできているもので、症状にも "ひと山越えた感" がある。 何をやっても効果を感じないときもあれば、 何が効いたのか、回復に向かい始めたと感じることもあ…

助言に想うこと

また、陽射しに温もりを感じる時期になった。 自然の不思議を想う。 あれほど蒸し暑かった季節から、今年もまた厳寒に向かおうとしている。 助言について。 その人のためを思って、自分なりの意見を述べる機会を多くの人が経験しているだろう。 相手に心を寄…

鑑定スケジュール - 2014年12月

12月になりました。 早速明日から冬をしっかりと感じることになりそうなお天気予報。 お風邪を召していらっしゃる方も多くなりましたね。 首元を温かくして、どうぞ体調管理にお気を付けくださいませ。 さて、 12月の鑑定日は ”土曜・日曜日” です ご依頼方…

師走の足音

陰暦12か月の中で、師走ほど口にされる月はない。 あまり「睦月ですね」とか「もう水無月ですか」とは聞かない。 忘年会のお知らせなどが入り始めて、せわしなさを演出している。 毎年のことだが、12月に入るとそれらしい空気が漂ってくるので不思議だ。 人…

どの生き方も

ふと気づけば、親しくさせていただいている方々の中に個人事業主や フリーランスの方が増えてきた。 それでも日本では大多数がいわゆる会社勤め。 定年まで勤め上げるのが「ふつうの人生」と思いがちだが、算命学で 個人個人の星を観ていると、よくサラリー…

落葉

欅の落葉がピークを迎えようとしている。 越冬に必要な養分を幹に蓄え、役目を終えた葉は枝から落とされていく。 真夏には歩道に木陰を作り、厳しい陽射しから守ってくれた豊かな枝葉。 陽光を受けてひらひらと舞い落ちるその光景は美しいが、 庭の手入れに…

意識が現実をつくる

積み重なった課題を前にして、気が遠くなる。 処理の道筋や所要時間を考えているうちに、頭の血管に熱がこもったような気がしてくる。 キャパシティを超えて、思考回路がうまく働いていないのがわかる。 ため息さえも、底をつく。 それでも。 青空に映える紅…

冬の風物詩

いつのころからかイルミネーションが季節の風物詩のひとつになった。 暗闇もイルミネーションも季節を通じてあるけれど、 冬の夜空を彩るイルミネーションに多くの人の目が惹きつけられるのは、 年末に向けての、刹那的な空気感も手伝っているような気がする…