一つの物事を進めるにあたり、 他人のペースや思考のスピードと折り合いがつけられず、 独りよがりから余計な気忙しさを生み出しては反省、の繰り返し。 そんな自分の未熟さにため息をついていると、本のしおりに目が留まった。 『学ぶ心』 学ぶ心さえあれば…
この人は「いまを生きている」と感じさせる人がいる。 私が尊敬する人に共通しているものかもしれない。 人を指導したり、助言を与えたりする立場にいても、 人を癒すお手伝いを仕事としていても、 その人たちの生活が、まったく波風立たず平穏無事というこ…
「世界は本来もっと美しいものだ、と気づかせてくれることが 日々の営みの中にはたくさんある」 観念的な表現になりますが、読書中に、本の内容とは関係なく そんなことがふと浮かびました。 生きる環境には、多かれ少なかれ何らかの制約があり、 思い悩み、…
ロシアに「1プードの塩」という諺があります。 プードは昔ロシアで使われていた重量単位で、1プード=約16キログラム。 人を理解するには、“1プードの塩” を共に食べなければならない、 それほど長い付きあいが必要だ、と言っています。 算命学の鑑定でも…
11月の鑑定日は "土曜・日曜・祝日" です 算命学では、新年の始まりを立春の 2月4日としています。 少し気が早いようですが、年末年始は何かと慌ただしくなってまいりますので、 新しい年を迎える準備の一つとして算命学の考え方を参考にしてみようかな、 と…
『阪急電車』という映画があります。 DVDを持っているにもかかわらず、ケーブルテレビで放送していると ついつい観てしまいます。 "恩送り"(pay it forward)は、受けた恩を直接その人に返すのではなく、 別の人に送ることですが、 この映画では、言ってみ…
秋祭りの賑やかな通りを行く人の顔。 一様に朗らかで、ゆったりとした幸福感が漂っていました。 実はこころの内にさまざまな問題を抱え、 今日だけは特別と、お祭り気分に身を委ね、癒しに来ている人もいたかもしれません。 人それぞれに切実さがあり、 安穏…
仕事や交遊などの人づきあいを進める中で、 意見や見解の相違により、人間関係に大なり小なり、 難しさを覚えることがあるものです。 結果として疎遠になる関係もあれば、 人と人との間に相違があるのはあたりまえのことと捉え、 根気強く、ときにはしたたか…
ある棋士と科学者との対談。 トッププレイヤーの棋士は指し手にこだわり=美意識をもち、その制約の下で指している。 普通に考えると「だから弱い」となるはずだが、むしろ逆で「だから強い」と、 人間同士の対局では感じられるのだそうだ。 対照的に 、将棋…
大人になって見られる、こころからの笑顔というのは、 つらい時期というものを知っているからこそ、 それを乗り越えた経験があるからこそ、 出るものではないだろうか。 一年先、三年先、それとももう少し先になるかわからないけれど、 自分自身で納得のいく…
「七十にして心の欲するところに従って矩を越えず」 論語の有名な一節。 自然体で生き、振る舞い、それでも世間とうまく折り合いがついている という、気の遠くなるような高い次元。 年を重ねるだけでは到達できない。 どう生きて行ったら、そんな成熟を手に…
根本的な解決としては、役立たないかもしれない。 それでも、そばに疲れている人や、弱っている人がいたら、 声をかけよう 短くてもいい、時間を共にしよう 不安な気持ちや苦しさを、束の間、ほんのわずかでも和らげる、 そういうお役目も、あるのだから。 …
富士山で初冠雪との便り。 一直線に時間を進んでいるようでいて、 実はらせんを描くように、歩みを進めている。 季節の便りが、それを教えてくれる。 去年の秋から、今日まで 5年前、10年前の秋の日から、今日まで・・・ 季節の情景とともによみがえる、記憶…
ピカピカに輝く青空に気分がついていけず、 曇り空がちょうど良く感じられるときもあります。 元気いっぱい、溢れるエネルギーを外へ外へと大きく押し出せるときはいい。 そうはいかないときもあるでしょう。 内省を重ねる時間が、いつもより長くなるかもし…
部下である研究員の報告を聞き終えた上席研究員が、一呼吸おいて口を開いた。 「なるほど。僕はそれとはまた違う意見を持つんだけどね」と、淡々と自論を述べる。 おそらく彼は、自分の意見が正しい(はず)と思っていても、 相手の意見を頭ごなしに否定する…
小学校の運動会へ。 新しい刺激を全身で感じているのでしょう。ひとときもじっとしていられないほど、 ピヨピヨと落ち着かない一年生。 その面倒見役から実況中継の放送係、種目ごとの会場セッティングなど、六年生は忙しい。 児童に主体的な運営を任せてい…
秋に開く花、コスモス。 陽射しを浴びて風に揺れる姿に、ある本のあとがきを思い出しました。 「・・・人間の一生はたくさんの哀しみや苦しみに彩られながらも、その哀しみや苦しみの彩りによってさえ人間は救われ癒されるのだという、私の生きることへの想…
これまで目にしてきた日常の景色が変わるとき、 急であればあるほど、心の揺れも大きくなります。 たとえその変化が、自分の望むものと違っているように見えても、 或いはまた、このタイミングではない、と思ったとしても、 見える景色が変わるとき 進む道が…
10月の鑑定スケジュールのご案内です。 10月19日(日) お申込み期限:10/15(水) 10月25日(土), 26日(日) お申込み期限:10/17(金) *できるだけ上記のお申込み期限までにご連絡いただけますようお願いいたします。 *ご依頼方法は「鑑定のご依頼方法、料金他…
時が解決してくれる、癒してくれる 時間薬、というおクスリがあることを、頭の片隅においておくのも うまく乗り切るコツと言えるかもしれません。
<鑑定のご依頼方法> 対面による個人の宿命鑑定となります。 メールにてご予約を承ります。 メールアドレス [ harumi.nagatsuka★gmail.com ](★を@に替えてください)に下記内容をご記入の上、お申し込みください。 # ご本人氏名、生年月日、性別、連絡先電…
算命学による個人の宿命鑑定を通じて 吉凶を観る前に、目を向けたいこと。 それは、自分がどういう人かを知ることです。 シンプルに聞こえますが、案外、自分のことは見えにくいもの。 算命学は、古代東洋の先人たちが自然の摂理から学びとった東洋史観から…