心象風景

* 算命学による宿命鑑定 *

おひとりおひとりの心に寄り添い、一歩前へ進むためのエッセンスをお伝えしています

星を輝かせる

 

星(宿命星)を輝かせるとは、

宿命として備わっている星の機能を活用すること、特徴を活かすこと、とイメージしてください。

 

星をバランスよく輝かすことは、その人らしく生きることの一つでもあります。

元々備わっている星ですから、星の特徴は自然に現れるもの、無意識に行動に移しているはずと

考えられますが、どうもうまく使えていない場合があります。

しばしば目に留まる星の一つに、

"人間関係をスムーズに運ぶことが得意" という特徴を持つ "石門星" があります。

コミュニケーション能力を必要とされる環境で生きる人にとってはありがたい星です。

清濁併せ呑み、本音の部分では好き嫌いはあるにしても、それを表面に出さずに円滑な

人づきあいができ、集団の中で力量を発揮します。

しなやかでしたたかで、大人の星といった印象を受けます。

 

星の特徴や機能は才能とも言い換えられますが、

元々持っているにも関わらず活かせていない理由として、

その方が過ごしてきた環境やその他の星とのバランスなども考えられます。

が、なにはともあれ、備わっているとわかったら、意識して使っていくことです。

こういうことか、と感触が掴めるまでは戸惑うこともあるかもしれませんが、

石門星の例で言うなら、

「自分には人づきあいの才能がある」と信じて(意識して)やり続ける(行動する)こと。

そして、常にできなくてはいけない、というわけではありません。

星のスイッチをONにしたりOFFにしたり、無理せず体験を重ねて、自分なりのコツを掴んでいってください。

どの星もそうですが、

バランスを取りながら、自然と上手な使い分けができるようになってくるのが理想なのでしょう。

 

なお、宿命にない星の機能はまったく備わっていないのかというと、そうではありません。

どの星の機能もすべての人に等しく備わっているのですが、

その中からさらに多めに搭載しているのが宿命星として表れている星です。

"行動的な星" が宿命にないからといって行動力がゼロというわけではありません。

ただし、その星を宿命に持つ人に比べると無意識での行動力に差が出ますので、

持たない人は意識して行動に移す工夫、努力といったものが必要になってきます。

 

さらに付け加えると、宿命にない星の機能・才能を後から身に着ける、ものにするチャンスもあります。

大運という10年単位で巡る、いわばその期間の "ムード" として現れる星があります。

宿命星の周囲を衛星のように廻る星、とイメージしてください。

その星が巡る10年間、星の機能や意味を意識して生きることで、その星の機能を取り込むことができます。

 

実際の人生は、複雑な要素が絡み合い、織りなされていますので、

星ひとつを輝かせていないだけで大騒ぎすることはないのですが、

これまで使ってこなかった星ひとつをしっかりと輝かせることで、

小さくとも確かな成長、変化を実感することができます。

 

出来うる限りの成長を目指しながら、今生を生き抜いていくために備えてきた星です。

ときに大きな流れや環境に左右される時期もありますが、

自分の宿命星の意味を知り、その機能を使いこなすことで、

自らを成長させ、創りあげていく一助となります。 

 

ご自分の宿命星の中で輝かせていない星がありそうな方は、どうぞ遠慮なくご連絡ください :-)